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健康経営の可能性

  • 執筆者の写真: 康平 丸谷
    康平 丸谷
  • 4月5日
  • 読了時間: 3分

本ブログをご覧になっていただき、誠にありがとうございます。


健康経営という言葉が日本に広がり始めてから十数年の月日が経ちました。

健康経営優良法人や健康優良企業といった国や自治体、健康保険組合などの表彰制度を取得する企業も多くなってきました。

今更ではありますが、健康経営を取り組むことでどんな企業にメリットがあるのでしょうか? すでに取得している、はじめている企業様やご担当者様は復習として、まだ取得していない、健康経営って何っていう方は、ぜひこの機会に知っていただいてよろしければ健康経営を御社で実践してみてください。



健康経営とは何かということをお話する前に、現在の日本の人口動態を説明しておきます。ご存知の方がほとんどだと思いますが、現在の日本は超少子高齢化となっております。2024年度の高齢化率は29.3%、約3人に1人が65歳以上ということになっています。さらに出生化率は死亡率を下回り、総人口も減少の一途を辿っています。


単純に考えれば、現在働いている従業員の方々は定年退職をいずれ迎えますし、人口が減ってくれば、欠員を補充することも大変になってきますし、新入社員を採用することも難しくなるでしょう。


これは対岸の火事のように思われるかもしれませんが、御社の従業員に置き換えてみて下さい。総人口は現在の従業員総数で、出生は新入職、死亡は退職と見立ててください。現在の従業員平均年齢を見ていただき、その十年後、二十年後を考えた際にどのような従業員の人口の動きがあるでしょうか? まずはシュミレーションをしてみてください。 20年後の御社の平均年齢は? その時、あなたや周囲の皆様は元気に働けているでしょうか?


労働生産年齢人口が減っている中で、定年年齢は上がっていくと思われますし、定年という概念もなくなるかもしれません。そうなると年齢を重ねても、できるだけ元気にいないといけません。また熟年の職人さんの技術や知識・経験は企業において宝物です。その技術などを持続的に活用すること、代々継承していくためには、その職人さんにできるだけ元気にいてもらう必要もあります。その際に健康経営の実践を行っていくことが重要です。


また、労働生産年齢にある世代において生活の大半の時間は、仕事をしている時間です。その長い時間を過ごすことにおいて、その時間が健康的であるに越したことはありません。そのような環境づくりや仕組みづくりを行うのも健康経営の戦略の1つであり、職場環境の改善の一手となるメリットにもなります。


まだまだ健康経営の導入の可能性やメリットは沢山あります。

次回以降もその辺りについて紹介させていただきたいと思います。


最後までお読みくださいましてありがとうございました。


株式会社LocoX(ロコエックス) 代表取締役 丸谷康平



 
 
 

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